2022-04-05
不動産の売却を検討している方は、インスペクションという言葉を聞いたことがあるかもしれません。
今回は、現在日本で不動産売却時に重要視されているインスペクションについてご紹介します。
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近年日本で注目を集めるインスペクションとは、既存住宅状況調査技術者講習を修了した建築士が国の定めた基準に従って建物の状況や耐震、シロアリよる床下の腐食などの診断をおこなうことをいいます。
売主だけではなく、買主側からも申し込みができ、買主は不動産の状態と価格を照らし合わせたうえで購入判断が可能なため、後々のトラブルを防ぐことができます。
そのため、売主と買主双方が安心して売買取引をおこなえる点が大きなメリットです。
また、空き家が社会問題化した昨今、日本では中古住宅などの既存物件の取引を活性化するための取り組みが進められています。
その一つとして注目されているのが、不動産のインスペクションです。
2013年6月には、国土交通省により「既存住宅インスペクション・ガイドライン」が策定されました。
また、2018年4月に改正宅地建物取引業法が施行され、売却における媒介契約の際などに、不動産会社から売主にインスペクションについて説明することが義務付けられています。
このように、国も中古住宅などの流通強化のための施策として、インスペクションの普及に力を入れていることが分かります。
弊社が選ばれている理由|スタッフ一覧
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売主と買主の双方が安心して売買契約を結ぶために重要な「インスペクション」ですが、どれくらいの費用負担が発生するかが気になる部分ではないでしょうか。
不動産のインスペクションにかかる費用は、5万円程度が相場であると言われています。
また、調査の結果、劣化部分が見つかった場合には、修繕を求められることもあり、追加で費用が発生する可能性もあります。
このような追加費用や調査時間が発生する点は、不動産売却におけるデメリットと言えるかもしれません。
しかし、できれば可能な限り良い価格で不動産を売却したいのが売主の本音ではないでしょうか。
もし、状態が悪い部分を放置していると、査定額や売却額が低くなる可能性があるため、査定前にインスペクションを実施し、必要に応じて修繕をおこなうなど適切な対応を取っておくと安心です。
インスペクションは、うまく活用することで不動産を「早く高く売却する」ことにつながるので、メリットやデメリットなど内容をよく理解したうえで不動産売却時におこなっていくと良いでしょう。
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今回は、不動産売却前におこなう中古不動産のインスペクションついてご紹介しました。
私たち「湘南リビング株式会社」は得意とする茅ヶ崎市・藤沢市(平塚市・寒川町・鎌倉市・逗子市・葉山町・横須賀市)エリアを中心に、不動産売却のサポートをおこなっています。
不動産売却をご検討中の方は、ホームページより24時間、不動産査定依頼を受け付けておりますので、お気軽にご利用ください。