水回りをリフォームする際のポイントや知っておくべき注意点について解説!

2022-03-29

水回りをリフォームする際のポイントや知っておくべき注意点について解説!

この記事のハイライト
●売却前の水回りのリフォームは費用がかかるだけでなく、ニーズに合わない可能性がある
●設備自体に問題がないのであれば、クリーニングで対処できる場合がある
●リフォームは生活をイメージしながら検討することが大切

築年数が経っている不動産を売却するにあたって、「リフォームしたほうが高く売れるのでは?」と考える方が多いのではないでしょうか。
また、リフォームするにあたって、どのようなポイントに注目すべきか事前に知っておきたいでしょう。
そこで今回は、とくに水回りのリフォームをおこなう際のポイントを、タイミング別に解説します。
リフォームするときの注意点もお伝えしますので、茅ヶ崎市や藤沢市、平塚市、寒川町、鎌倉市、逗子市、葉山町、横須賀市で不動産売却をご検討中の方は、ぜひご参考にしてください。

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不動産売却前に水回りをリフォームするときのポイント

不動産売却前に水回りをリフォームするときのポイント

不動産を売却するにあたって、「リフォームすべきかどうか」と悩む方がいらっしゃいますが、基本的に不動産売却前のリフォームは不要です。
その理由として、次のようなことが挙げられます。

  • 高額な費用がかかる
  • リフォーム費用を販売価格に上乗せできない
  • ニーズに合わない場合がある

リフォームするためには、それなりの費用がかかります。
たとえば一戸建て住宅の場合、フルリフォームで400万円ほどの費用を想定しておく必要があるでしょう。
しかし、かかった費用の分だけ高く売れるわけではありません。
また最近は、リフォームすることを前提に中古の不動産を購入する方が増えています。
高額な費用をかけてリフォームしても、好みに合わない可能性があるのです。
しかし水回りに関しては、内見時によくチェックされるポイントであるため、汚れがひどいと内見者の購入意欲が損なわれてしまうかもしれません。
ご自身できれいにできる範囲であれば良いのですが、長年の生活によって付着した水垢やカビ、サビなどを落としきるのが困難な場合は、業者に依頼すると良いでしょう。
そこで、不動産売却前に水回りをメンテナンスする方法として、「リフォーム」と「クリーニング」の2つの費用相場をご紹介します。

水回りのリフォーム費用

  • キッチン…50万円から150万円ほど
  • 浴室…50万円から150万円ほど
  • トイレ…15万円から50万円ほど
  • 洗面所…10万円から50万円

リフォームの場合、どこまでおこなうか、どれくらいのグレードの設備に入れ替えるかによって費用が大きく異なります。
たとえばトイレの場合、便座の交換だけなら20万円ほどでリフォームすることが可能ですが、高機能な便座にすると、50万円ほどかかる場合もあります。

水回りのクリーニング費用

  • キッチン…3万円ほど
  • 浴室…1万5,000円ほど
  • トイレ…8,000円ほど
  • 洗面所…1万円ほど

水回りの汚れ具合にもよりますが、クリーニングで十分きれいになる可能性があります。
リフォームに比べて安い費用で、普段掃除できない部分までピカピカになるので、設備自体に問題がないのであれば、クリーニングで対処すると良いでしょう。

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物件購入後に水回りをリフォームするときのポイント

物件購入後に水回りをリフォームするときのポイント

続いて、物件購入後に水回りのリフォームをおこなう場合のポイントについてご説明します。
そもそも、中古住宅と新築住宅を比較して、水回りにどのような違いがあるのでしょうか。
新築住宅は、最新式の設備が備わっていることが魅力の一つです。
たとえば、浴室に洗濯物を干せる浴室乾燥機や、自動洗浄機能が付いたトイレなど、古い住宅には付いていなかった設備が備えられている物件が増えています。
では、物件購入後に、新築住宅に備わっているような最新式の設備を導入する場合、どのようなポイントに注目すれば良いのでしょうか。
不動産売却前におこなうリフォームのヒントにもなりますので、ぜひご参考にしてください。

ポイント①キッチンは家事動線を合わせて考える

キッチンは、使いやすさと掃除のしやすさにくわえて、収納力やデザイン性にも注目すると、長期的にストレスなく使うことができます。
とくに収納スペースは効率良く使えるように、キッチン本体だけでなく、家事動線も考慮して、使い勝手の良いスペースを確保することが大切です。

ポイント②トイレは床や壁の素材選びも大切

最新式のトイレは、掃除のしやすさにくわえて、暖房機能や除菌機能などが付いているものが増えています。
また、電気代・水道代といったランニングコストにも注目すると良いでしょう。
さらに、トイレは湿気やにおいがこもりやすい場所なので、トイレ本体だけでなく、床や壁には調湿・消臭機能がある素材を選ぶと、快適な環境をつくれます。

ポイント③浴室は快適さと安全性にこだわる

浴室は一日の疲れを癒やす場所なので、快適さにこだわりたいものです。
最近は、掃除がしやすいだけでなく、断熱性が高いものが主流です。
また、浴室と脱衣所の温度差を少なくするための暖房機能が付いているものや、滑りにくい床材を選んだり、浴槽の手すりを設置したりといった安全性にも注目しましょう。

ポイント④洗面台は収納の使いやすさが大切

洗面台は、清潔感やデザイン性にこだわりたいという方が多いでしょう。
見た目の好みだけでなく、収納の多さや使いやすさなど、実際の生活をイメージして選ぶことが大切です。

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水回りをリフォームするときの注意点

水回りをリフォームするときの注意点

それでは最後に、水回りのリフォームを検討するにあたって知っておくべき注意点をお伝えします。

注意点①キッチンは調理するときの使い勝手をイメージする

水回りのなかでも、キッチンは居住スペースの中心的な存在になるため、形やデザイン性などを重視する方が多いかもしれません。
しかし、「調理スペースが狭かった」「家電が全部置けなかった」といった失敗談も意外に多いのです。
したがって、キッチンをリフォームする際は、実際に調理するときの動きをイメージして、大きさや形を選ぶようにしましょう。

注意点②トイレはスペース全体を考える

便座がスペースに対して大きすぎると、掃除がしにくかったり窮屈になったりと、不便でストレスがたまります。
トイレをリフォームする場合、スペースの広さに合った大きさの便座を選びましょう。
手洗い場の配置なども含め、スペース全体を考えて使い勝手が良い空間にすることが大切です。

注意点③浴室は窓の大きさや照明に気を配る

「明るい浴室で快適に入浴したい」と考える方が多いかもしれませんが、その場合、窓の大きさや配置に注意する必要があります。
また照明の取り付け位置によっては、外から見えやすくなる場合があります。
浴室には快適さを求めたくなりますが、外から見えにくい構造に気を配ることも大切です。

注意点④洗面台は配管を確認する

洗面台は、給排水管の位置を変えずに、本体のみを交換する工事が一般的ですが、洗面台が自宅の給排水管に対応していない場合があります。
その場合、給排水管の工事を追加で依頼しなければならないため、リフォーム工事をおこなう業者と事前に確認しながら洗面台を選ぶようにしましょう。

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まとめ

不動産を売却する際には、基本的にリフォームは不要ですが、水回りについては、汚れがひどいと内見時の印象が悪くなる可能性があるため対策が必要です。
設備に問題がなければ、クリーニングで対処すると良いでしょう。
またリフォームする場合は、家事動線や実際の生活をイメージしながら、大きさや配置を決めることが大切です。
湘南リビング株式会社は、茅ヶ崎市や藤沢市、平塚市、寒川町、鎌倉市、逗子市、葉山町、横須賀市で不動産売却のサポートをおこなっております。
「水回りのリフォームが必要かどうか悩んでいる」といったご相談も承りますので、不動産売却をご検討の際は、ぜひ弊社までお気軽にお問い合わせください。

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